web3ってなに?
web3の始め方は?
web3で働いて稼げるの?
こういった疑問に対し、初心者向けにわかりやすく解説します。
今回のテーマは、DAO、仮想通貨、NFT関連キーワードとして注目されているweb3です。
web3って、次世代インターネットとして注目されているよね。
「web3は自分に関係ない」「web3をどうやって始めていいかわからない」と考えている人もいるかと思います。僕もそうでした。
そこで今回は、「web3とはなにか、始め方やweb3で働いて稼ぐ方法」を初心者向けにわかりやすく解説していきます。
この記事を読み終わるころには、web3に関する考え方が身に付き、今からどのように行動していたらいいのかわかるようになります。
今からweb3について理解すれば、自信をもってweb3時代を生きていけますよ。
✔本記事でわかること
- web3(ウェブスリー)とは非中央集権型の次世代インターネット
- web3の特徴と社会のなにを変えるのか
- web3にかかわる主な技術やサービス
- web3の身近な例と始め方
- web3で働いて稼ぐ方法
- web3に関するよくある質問
✔GMOコインなら送金手数料をはじめ各種手数料が無料なので、お得です♪
取引所名 | ビットコイン送金手数料 | イーサリアム送金手数料 |
---|---|---|
GMOコイン | 無料 | 無料 |
ビットバンク(bitbank) | 0.0006BTC(約1,800円)) | 0.005ETH(約850円) |
DMMビットコイン | 無料 | 無料 |
コインチェック(Coincheck) | 0.0005BTC(約1,500円) | 0.005ETH(約850円) |
ビットフライヤー(bitFlyer) | 0.0004BTC(約1,200円、bitWireを除く) | 0.005ETH(約850円 |
引用:各取引所(GMOコイン、ビットバンク(bitbank)、コインチェック(Coincheck)、ビットフライヤー(bitFlyer)の仮想通貨送金手数料
web3(ウェブスリー)とは:非中央集権型の次世代インターネット
web3(ウェブスリー)はブロックチェーンを活用した非中央集権型の次世代インターネットです。
特徴は以下になります。
- 情報の管理者がいない
- 情報が改ざんできない/透明性
- 個人でできることが拡大
Web3ということは、web1、web2もあるってことかな?
web1、web2、web3を簡単に表にまとめてみたよ♬
✔web1、web2、web3まとめ
Web1(1990年代) ✔テキスト時代 | Web2(2000年~現在) ✔SNS時代 | Web3(2018年~現在) ✔ブロックチェーン時代 | |
---|---|---|---|
データ管理 | 中央集権 | 中央集権(一部個人) | 非中央集権(データの分散) |
コミュニケーション | ✔一方向 | ✔双方向(誰でも可) | ✔双方向(誰でも可) |
情報 | ✔テキスト | ✔すべて(YouTube/Twitterなど) | ✔すべて(改ざんできない) |
経済活動 | ✔限定的 | ✔GAFAMのような大企業が主導 | ユーザ個人が主導 |
サービス | ✔ブログ | ①法定通貨 ②株式会社 ③デジタルデータ(所有権なし) ④銀行 | ①仮想通貨 ②DAO ③NFT(所有権あり) ④Defi |
注目されている背景
注目される背景は2つあります。
- NFTや仮想通貨などブロックチェーン技術の一般化
- web3が一般的に認識されつつあるから
NFTや仮想通貨などブロックチェーン技術の一般化
仮想通貨ブームで、ブロックチェーン技術は一般化されつつあります。
- 近年はNFTブームがきています。日本でも大企業の参入が増えつつあります。
▶【NFT×大企業】大企業によるNFT事業参入事例 14選 - 2021年、エルサルバドルはビットコインを法定通貨にした初めての国です。
▶ビットコインが法定通貨になった国 エルサルバドル駐日大使インタビュー
NFTや仮想通貨などを支えているのはブロックチェーン技術のおかげなんだね♬
web3が一般的に認識されつつあるから
web3は、誰でも使える次世代インターネットです。
有名人の方や行政の参加もあって、日本でも広がりをみせています。
- CHIMNEY TOWN▶キングコング西野さんが代表の(株)CHIMNEY TOWN
- 大臣官房Web3.0政策推進室▶
✔中田You tube大学でも話題にされているので、みなさんもなんとなく理解されているのではないでしょうか
将来web3は、子供たち世代にとって当たり前の組織になるかもしれないよ♪
Web3によって、ぼくたちの生活のなにがかわるのかな?
webの特徴とともに解説するよ♪
web3の特徴と社会のなにを変えるのか
web3の特徴は4つあります。
- データの分散化
- ユーザー主導のエコシステム
- データのオープン性
- セキュリティの向上
webの特徴と何が変わるか表にしたよ♪
特徴 | web3によって、なにがかわるのか |
---|---|
データの分散化 | 情報の改ざんや不正アクセスなどのリスク軽減 |
ユーザー主導のエコシステム | 利用者自身が情報の管理や利用に関する主導権を握る |
データのオープン性 | より豊富な情報を収集しやすく |
セキュリティの向上 | プライバシー保護やセキュリティ向上 |
ひとつずつ解説します。
1.データの分散化
web2では、アカウント作成に個人情報を登録しないと利用できないですよね?
web3では、分散型台帳技術である「ブロックチェーン」が利用されます。
そのため、データは中央集権的な管理から分散型の管理に移行することができます。
つまり、個人情報が安全に管理され、利用者がコントロールすることができます。
✔この特徴によってかわること
web2:個人情報やデータの流出や不正利用可能
web3:情報の改ざんや不正アクセスなどのリスクを軽減できる
2.ユーザー主導のエコシステム
web2では、GAFAMのような大企業がサービス提供していますよね?
web3では、ユーザー自身が中心となってエコシステムを形成することができます。
✔この特徴によってかわること
web2:取引の際には、中間業者が存在
web3:利用者自身が情報の管理や利用し、直接取引が可能
企業との直接やりとりができ、個人で稼げます
3.データのオープン性
web2では、情報がクローズドな情報が多いイメージありませんか?
web3では、オープンソースソフトウェアやオープンデータが活用されます。
✔この特徴によってかわること
web2:不正取引が行っていた、クローズドな情報が多い
web3:より透明性の高いサービスを提供、より豊富な情報を収集
4.セキュリティの向上
web2では、アカウント作成に個人情報を登録しないと利用できないですよね?
web3では、暗号化技術や分散型の管理によりウォレットに登録するだけ。
つまり、個人情報を提供することなくさまざまなサービスを利用できます。
✔この特徴によってかわること
web2:個人情報を中心に様々なデータが集められ、第三者に売買されること
web3:プライバシーやセキュリティに関するリスクを軽減することができます。
Web3には、自分のデータを管理し、自由に利用できるんだね♬
web3にかかわる主な技術やサービス
Web3に関する主な技術や、それを使ったサービスが一般化され始めています。
以下の6つは、お互いに密接に関わっています。
- ブロックチェーン
- 仮想通貨(暗号資産)
- Defi
- NFT
- メタバース
- DAO
それぞれ確認してみましょう。
ブロックチェーン
ブロックチェーンは「分散型台帳技術」と呼ばれるデジタルの台帳です。
特徴は以下です。
- デジタルの台帳はみんなで管理
- 情報がインタネット上に公開されているので、誰でも確認できる
- 改ざんが非常に難しいので、組織内の不正などを防げる
ブロックチェーン上にスマートコントラクトを実装したのがイーサリウム(ETH)だよ♬
仮想通貨(暗号資産)
web3と仮想通貨は密接に関わっています。
仮想通貨(暗号資産)とは、インターネット上での取引などに用いられ、デジタル通貨(digital currency)とも呼ばれます。
ブロックチェーン技術によって、下記の特徴があります。
特徴 | 内容 |
---|---|
管理者不在 | 中央集権的な金融機関がいない |
P2P取引:Peer to Peer | インターネット上でユーザー同士が直接取引 |
セキュリティ | 管理・安全性が確保 |
匿名性 | ユーザーは匿名で取引 |
海外送金が容易 | 国境を越えた送金が簡単 |
仮想通貨だけを少額買ってみることから始めよう!
✔中田You tube大学が一番わかりやすいです
Defi
DeFiとは、分散型金融 (Decentralized Finance) の略称です。
✔特徴
- システムを分散化
- オープンで透明
スマートコントラクトというブロックチェーン上のあらかじめ決められた取引や契約などを自動で実行する仕組みで動いています。
自動販売機でたとえると、
- 取引や契約:ほしいジュースを選んでスマホをかざす
- 自動で実行:ジュースがでてくる
というイメージです。
自動的に取引や契約を実行することで、取引相手の信頼度などに関係なく、公平性や透明性を確保できるね♬
NFT
NFTとは「Non Foungible Token」の略です。
日本語で代替えできないトークンです。
トークンとは、データを意味します。
NFTの特徴を踏まえると、NFTアートとは
世界にひとつしかないことが証明されたデジタルアート
これまでのデジタルアートは「簡単にコピーされる」、「オリジナルであることはを証明するのは困難」でした。
しかし、ブロックチェーン技術によって、改ざんできない証明書が発行できるようになりました
NFTを買ってみることから始めよう!
メタバース
まず、メタバースの意味を確認しましょう。
メタバースとは、仮想現実空間において、複数の人々が同時に参加できる仮想空間です。
「メタ」+「バース」を組み合わせた造語です。
・「メタ(meta)」は「超越した」「高次の」という意味
・「バース」は「ユニバース(universe/宇宙)」という意味
具体的な特徴は以下です。
- 仮想空間内で活動、相互交流するためのプラットフォーム
- いつでも、誰でも、どこでも参加できる
- 自分自身のアバターを作成して、自由に動き回れる
- アバターや物品、不動産などのNFTがメタバース上で販売、経済活動
メタバースを体験してみよう!
DAO(自律分散型組織)とは:社長・管理者のいない新しい組織の形
「DAO」は、日本語で自律分散型組織です。
簡単に言うと、
リーダーがなく、共通の目的や目標をもったメンバーが集まるコミュニティです。
「メンバーたちが活動+オンラインサロン+お金稼ぎ」というイメージかな♬
✓DAOの定義
・Decentralized(分散された)
▶ 社長・管理者のいない
・Autonomous(自律している)
▶自分で立てたルールに従って、自分でやって行くこと
・Organzation(組織)
▶組織。共通の目的や目標がある。報酬がある。
株式会社のような雇用関係はありません。
・誰にも管理されずに、各メンバーが自らプロジェクト(仕事)を進め利益を分け合う新しい組織
ということになります。
DAOに入ってみる!
web3の身近な例は?始め方も解説
web3について、わたしたちの身近な例を確認しておきましょう。
web3をより理解するために、それぞれをはじめてみよう。♬
Brave(検索エンジン)
『Brave(ブレイブ)』は、Brave Software社が開発する検索エンジンです。
特徴は以下です。
- ウェブサイトで広告をブロック
- プライバシーを保護
- ブックマークや拡張機能など高速インポート
- 広告閲覧により仮想通貨が獲得
以下の画像は主な検索エンジンのプライバシー保護状況です。
広告ブロック、プライバシー保護はweb2の課題を解決できるね♬
TheSandbox(web3ゲーム)
The Sandboxとは、ボクセルアートでメタバース(仮想空間)を体感できるNFTゲームです。
ダウンロード数は4,000万回、月間アクティブユーザー数はピーク時には100万人を超える巨大プラットフォームです。
- NFTとして、ゲーム性のある仮想世界で、クリエイティブなアイテム、資産などを作成・売買ができる
- LANDと呼ばれる土地はNFTであり、流通市場で取引できる
- 流通通貨:SAND(The Sandboxのトークン)
- 流通通貨:SAND(The Sandboxのトークン)
NFTによって、クリエイターにとって新しい収益源を生み出すことができ、市場競争力が活発♫
メタバース市場を牽引するプラットフォームの1つだね♫
Metamask(ウォレット)
MetaMask(メタマスク)は仮想通貨を保管しておくインターネット上の財布です。
イーサリアム上のサービスを利用する際の必須のツールになります。
Opensea(NFTマーケットプレイス)
OpenSea(オープンシー)は2017年リリースで、世界最大級シェアNO.1マーケットプレイスです。
ロイヤリティや販売方式を自由に設定可能。操作は簡単です。
NFTのロイヤリティとは、売買価格の一部が自動的にクリエイターに還元される仕組みのこと。
✔OpenSeaの特徴
- アート/ゲーム/カード/音楽など豊富なジャンルで、出品数は最大。
- 販売手数料は2.5%。海外版では平均的で、日本版より安い。
- 日本人をはじめ世界中の人々に多数利用され、信頼と実績あり。
Steemit(ソーシャルネットワーク)
Steemit(スティーミット)は、ブロックチェーン技術を利用して作られたSNSプラットフォームです。
これまでのSNSとは異なり、利用者は自分の発言に対して報酬を受け取ることができます。
特徴は以下です。
- 報酬
- コミュニティ形成
- 透明性とセキュリティ性
報酬
他のSNSでは、発言した内容に対して何らかの反応を得ることができます。
Steemitでは、自分が発言した内容が評価されることで、仮想通貨である「Steem(スティーム)」を得ることができます。
そのため、SNSでの活動が報酬に直結することが可能となり、利用者の意欲向上に繋がります。
プラットフォーム内でのコミュニティの形成
利用者は、興味のあるテーマに関するグループに参加し、共感する仲間と交流することができます。
このように、SNSでの交流が深まり、独自のコミュニティが形成されることで、利用者同士の繋がりが強化されます。
透明性とセキュリティ性
Steemitは、ブロックチェーン技術を利用することで、ユーザーのデータが分散して保存されます。
そのため、情報の改ざんや不正アクセスが発生することがなく、安心して利用することができます。
SNSでの発言が報酬に繋がることで、新しい形のコミュニケーションが生まれ、SNSの可能性を拡げる存在になるね♬
web3で働いて稼ぐ方法
web3で働いて稼ぐ方法
- NFT(投資、情報発信、DAO)
- メタバース
それぞれ確認してみましょう。
NFT(投資、情報発信、DAO)
NFTには、3つの稼ぎ方があります。
- 投資(転売)
- 情報発信:SNSやブログなど
- DAOで働く:運営やプロジェクト活動など
それぞれ簡単に解説しますね。
投資(転売)
1つ目の「NFT投資(転売)」とは、NFT作品の売買で収益を得ることです。
みなさんは株式投資、投資信託などで投資経験がありますよね?
投資対象を「NFT」に置き換えてみるとわかりやすいです。
「安く買う」⇒「高く売る」ことで利益が得られます。
情報発信:SNSやブログなど
2つ目は、情報発信で稼ぐ方法です。
☑「情報発信」とは、
- SNS(YouTube、Twitter、Instagramなど)
- ブログ
- 分析サイト
- Voicy
などがあります。
みなさんは、なにかしら毎月サブスク代を払っていますよね?
情報発信で得られる収入は
1.サブスクリプション課金収入
2.広告料
3.商品紹介料
です。
web3といっても、web2のプラットフォームを活用すると覚えておこう♬
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DAOで稼ぐ
2つ目は、DAOで稼ぐです。
以下の3つを紹介します。※ほんの一部を紹介しています。
- DAO運営で稼ぐ(マーケター、ディレクターなど)
- DAOプロジェクトで稼ぐ(エンジニア、イラストレーターなど)
- DAO内で仕事受注(なんでも)
具体的に知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
メタバース
メタバースで稼ぐ方法を8つ紹介します。
詳しくは、以下の記事をどうぞ。
web3の将来性
現状課題はあるものの、web3はこれからのスタンダードになっていくでしょう。
- みな平等で誰でも参加可能であるため、個人がプロジェクトに貢献できる
- 副業・兼業やフリーランスとして、雇用などの手続きなしで働くことができる
- 国・地域・人種・性別を問わず参加でき、社会問題の解決にむけた手段となる
web3は「これまでの企業のありかたを大きく変える」として期待されているね♪
web3に関するよくある質問
Q:web3のデメリットは?
- 法整備、税制面が不十分
- 詐欺が多く、対応が難しい
- 仮想通貨やNFTなど始め方が難しい
- web3は自分でできることが多い反面、自己責任である
Q:web3のなにから始める?
以下の4つから始めましょう。
- 仮想通貨だけを少額買ってみる
- MetaMask(メタマスク)を作って、各サービスに接続してみる
- NFTを買ってみる
- メタバースを体験してみる
- DAOに入ってみる
仮想通貨だけを少額買ってみることから始めよう!
MetaMask(メタマスク)を作って、各サービスに接続してみよう!
イーサリアム上のサービスを利用する際の必須のツールになります。
NFTを買ってみることから始めよう!
メタバースを体験してみよう!
DAOに入ってみる!
まとめ:web3は主流になる。時代の波に乗ろう。
「web3とはなにか、始め方やweb3で働いて稼ぐ方法」を説明しました。
✔web3はブロックチェーン技術により実現する分散型ネットワークの時代
✔web3の特徴となにが変わるのか
特徴 | web3によって、なにがかわるのか |
---|---|
データの分散化 | 情報の改ざんや不正アクセスなどのリスク軽減 |
ユーザー主導のエコシステム | 利用者自身が情報の管理や利用に関する主導権を握る |
データのオープン性 | より豊富な情報を収集しやすく |
セキュリティの向上 | プライバシー保護やセキュリティ向上 |
✔web3の身近なサービスは仮想通貨、NFT、メタバース、DAO。まずは始めてみよう。
✔web3、仮想通貨、NFT、DAOを楽しむために、まずは仮想通貨口座開設を準備しておきましょう!
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